最も海側の軽水炉用使用済み核燃料再処理工場ソープ(THORP)は、海外からの再処理委託用の商業用再処理工場として英国原子燃料会社(BNFL)が建設し、1994年に操業開始し、日本からの核燃料も処理した。現在の所有者は英原子力廃止措置機関(NDA)で英原子力グループ(BNG)が管理運営する。撮影後の05年4月セル内配管に放射性の硝酸溶液が漏れていた(撮影時にももれていた!)のが発覚し、停止し現在に至っており、再開のめどは立っていない。手前はセラフィールド駅。使用済み核燃料や放射性高レベル廃棄物はこの線路を利用して運搬される。
(2004年10月撮影)
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